障害児をもつシングルマザーの大変さと、離婚後の恋愛・再婚事情

シングルマザー再婚

シングルマザーとして生活し、日々子育てに奮闘しながらも、「いつかは再婚を」と考えることもあります。

しかし、お子さんが障害を抱えている場合、なかなか再婚のことなんて考えられないというシングルマザーもいらっしゃるのではないでしょうか。

かくいう私自身も、実は障害児を抱えるシングルマザーです。現在、中1の長男とADHDを抱える小6の次男を育てております。

今回は、そんな障害児を抱えるシングルマザーの再婚事情について紹介します。

障害児を持つシングルマザーの大変さ

シングルマザーは文字通り、「一人で子供を育てるお母さん」です。

その大変さは、人数によって差はあるものの、子供を母親1人で育てることはとても大変です。そこに障害がある子供をとなると、負担は更に倍増します。

障害児を育てるということの大変さは、障害の度合い・種類によって様々ですが共通して言えることは、学校行事・通院等シングルマザーならば誰しもが行っていることが更に一人の肩にのしかかってくるということです。

療育や学校からの呼び出しが多い

シングルマザーですから、自分が大黒柱であり本来ならば少しでも長く仕事をして収入を得なければいけないのですが、なかなか思うように働くことができません。

その理由が「療育や学校からの呼び出し」などで遅刻・早退、欠勤になることがあるからです。

毎月の通院や療育、授業参観も通常の他に通級の授業参観・面談もあります。

その為、正社員ではなくパート社員のように、時間に融通の利く職場を選ぶ方も多いです。

私自身も現在は正社員として働いておりますが、子供が幼い頃はその成長に合わせて転職をせざるを得ない状況でした。

気が抜けるのは子供が眠った後だけ

また、その子自身の拘り(例えばハンカチの質感・色等)も多く、それがきっかけで癇癪を引き起こし、他の児童・教師に迷惑をかけてしまわないかと、小さなことまで気を張り詰めていなければなりません。

その為、いつもどこか肩身の狭い思いをすることが多いように思います。

休日の外出先でも、気が抜けることはありません。「道路に飛び出してしまわないか」「大きな声を上げてしまわないか」考えるだけでもきりがありません。

しかし、なんでも自分自身でやらなければいけないため、気が抜けるのは子供が眠った後だけになるのです。

障害児をもつシングルマザーの再婚に対する不安や悩み

「障害児の子どもを愛してくれるのか」という不安

障害児を抱えるシングルマザーが再婚するにあたって真っ先に考えることは、「障害児のわが子を愛してもらえるのだろうか?」ということだと思います。

再婚を考えたときに、シングルマザーは「自分と再婚相手との相性」よりもまずは「子供と再婚相手の相性」を考えます。

そこに「障害児」ということが不安を倍増させる原因になるのです。

ですが実際、障害を抱える子供を丸ごと受け入れてくれる男性は、障害児が実の子供でも少ないことが多いです。

その為、なかなか恋愛に積極的になれない人も少なくありません。

「彼に負担をかけてしまわないか」という不安

また、仮に好きな人が出来ても躊躇してしまい諦めてしまうことがあります。

それは、「子供を理由にして恋愛をしない」わけではなく、「今の子供との生活」が第一であるからこそ、恋愛をすることにより障害児の療育のペースを乱してしまうかもしれないという不安とともに、自分を選んでくれた彼に我慢をさせてしまっているのではないかと感じてしまうからです。

私の場合は、長男や障害のある次男のペースに合わせて日々の生活を送っていますので、基本的に療育や行事等の予定は自分や子供達のペースで行っています。

ですから、彼に我慢をさせてしまっていると感じ、彼に対しての負い目を感じることは多いです。なかなか彼との時間を作ることができず、いつも彼に申し訳ないと感じています。

それでも彼が、私達と一緒に居ることを選んでくれていることに感謝していますが、次男が障害の為に彼に発してしまった言葉に対して謝罪することも何度となくあります。

その為、どこか気疲れしてしまうこともあり一人になりたくなることもあります。それが、次男の療育に影響が出てしまっているのではないかと考えることもあります。

しかし、障害児を抱えるシングルマザーだって一人の人間であり、一人の女性です。日々、自分一人で障害児と向き合って生活をしているうちに、「一体この気持ちは誰に話したらいいのだろう?」と悩むことがあります。

しかし、障害児を抱えるシングルマザーの悩みを分かち合ってくれる男性は、なかなか多くはないのが現状です。

その為、誰にも相談できずに一人で抱え込んでしまい、辛い思いを経験している方も少なくありません。

「彼の両親に反対されるのでは」という不安

いい人に巡り合い、「いざ再婚を!」と考えたときに再婚相手と子供の相性が良くても、「再婚相手の家族に反対されるのでは」と考える方もいます。

これは障害が目に見てわかる障害児も、見た目ではわからない発達障害児も一緒です。

私自身も、実の家族ですら次男の障害に対して理解をしてもらえないことがあります。

次男の場合は発達障害の為に見た目では一見判断できないのですが、行動を見ているとそのうちに周りから「怠け者」「親の躾がなってない」と幾度となく言われました。

それが「再婚相手の家族」であれば更に不安が大きく募ります。障害児を抱えるシングルマザーは自分自身を否定されることよりも、障害児を否定されることの方が辛いです。

障害を抱えていようがいまいが母親にとっては自分の子供に変わりはありません。それを拒絶されたらと考えると、再婚への第一歩がなかなか踏み出せないのです。
 

幸せな再婚をしている人もいる

では、障害児を抱えるシングルマザーは再婚できないのかというと、決してそんな事はありません。

再婚している人もたくさんいます。

確かに、再婚までのハードルは他のシングルマザーと比べてしまうと、やや高くなります。

しかし、そのハードルを一緒に乗り越えて「幸せな再婚」をしている人もいます。これは、そのハードルを乗り越えているからこそ、2人の絆もまた障害児からの信頼も厚いと考えられるのではないでしょうか。

少しずつ「再婚」に向かって頑張ることで、お互いのことを認め合える理想的な形になると思います。

実際、障害児を抱えるシングルマザーだった友人は、元々友人関係であった方と再婚をしています。

障害児の方から再婚相手に「ママと結婚してパパになって」という話があったそうです。

その後友人は再婚し、2人の子供も産まれ現在6人家族で生活している姿はとても幸せそうです。

友人にもシングルマザーの時とは違う笑顔が見られるようになり、私自身もとても幸せな気持ちになりました。

まとめ

今回は私の体験談を織り交ぜながら、障害児を抱えるシングルマザーの再婚事情をまとめてみました。

子供の障害を認めて、それを一人で必死に育てているあなたを認めて好きになってくれる人は必ずいます!

焦らずに、自分のペースで幸せな再婚を目指していきましょう。